久し振りに机を叩いてしまいました。クライアント先での開発会議の席です。 ご担当も、魔が差したのでしょうか。いつもはそんなことを言わない方なんですが、勘違いもあるようです。事の顛末は、お願いしていた開発テーマの実験結果 […]
2003年
【Vol.100】シガラミを見直そう
銀行の方と話していて、改めて感じたことがありました。 それはシガラミについてのことです。 しがらみ(柵と書きます)とは、水流を塞(せ)き止めるために杭(くい)を打ち並べて、これに竹や木を渡したものを言うのだそうです […]
【Vol.99】地域を越える意味
最近、特許流通事業のことや、地域活性化をどうするかと話をしていて気付いたことがありました。いずれの方も、事業の推進役である行政官です。気付いた、と言うより「何か変だな」と思ったのですが、要は、地域に拘るかそうでないかと […]
【Vol.98】社長がドライバーのタクシー会社
乗ったタクシーのドライバーさんの対応が妙に気になりました。悪いのではなく、心地よいのです。乗った時の挨拶からして心底からの「いらっしゃい」ですし、行き先の聞き方が簡潔で、どのコースならどの位の時間が掛かるか、そして、少 […]
【Vol.97】一生の糧の時間
羽田空港で去年まで教えていた学生にバッタリ会いました。「おぅ、元気でやっているか。」「おかげさまで就職も決まって、これから北海道です。」内定が出て染めたのでしょうか、茶髪がいかにも軽い感じです。「学生でいる残りの時間で […]
【Vol.96】裸の王様を作らない組織
最近、とっても嫌なことがありました。ある団体の仕事に関わっていたら、とんでもない理不尽な仕打ちを受けてしまったんです。詳細はそのうち明らかにできるかとは思いますが、今回はそのお偉い方について語りたいのです。 このお話 […]
【Vol.95】A3一枚の稟議書
開発した新商品(工作機械)のご案内をする為に、クライアントのご担当や社長とユーザー企業に訪問したときのことです。 先方にはその機械で生産できる製品のサンプルをかなり以前にお渡ししていましたから、今回の訪問はご検討の結 […]
【Vol.94】利益は固定費という考え方
自動車部品メーカーの社長さんと話していたときです。私にとって文字通り「目からウロコ」のような話がありました。 ご存知のように、自動車部品のコストは「積み上げ方式」で決めているのが一般的です。原材料費、加工費、検査費、 […]
【Vol.93】OSとアプリケーション
最近、ある人と話していたら、人間にもOSとアプリケーションソフト(以下「アプリケーション」と言います)がある、という話になりました。 ご存知のようにOSとはオペレーティング・システムのことで、コンピュータの最も基本的 […]
【Vol.92】先祖返りビジネス
最近、「先祖返りビジネス」的開発テーマに出会うことが多くなりました。先祖返りとは、生物の進化の過程で失われた形質が、子孫において突然表れることですが、似たような開発テーマもあるのです。今回はそのお話です。 例えば、金 […]