【Vol.210】社長になる人

 桜が終ると、人事異動の季節です。大企業の部長クラスはもとより、役員や社長・会長といったトップ人事はビジネスマンにとって、もっとも気になる注目事項かも知れません。特に得意先ともなれば役員クラスは勿論、トップ次第で、場合に […]

【Vol.209】奈落の底に自分で降りる

 とにかく、大変です。100年に一度の大不況、私は「有史以来の大不況」と言った方がよいと思っています。それだけ、今まで誰も経験していない大規模で深刻な大不況です。勿論、私のクライアントも大変ですが、業種や業態を問わず同時 […]

【Vol.208】卒業式に想うこと

 卒業式の季節。仰げば尊し わが師の恩 教えの庭にも はや幾年……、サクラの季節になりますと、あちこちでこの歌が聞こえます。高揚した気持ち、同僚と別れなければならない淋しさ、漠然とした不安感。そんな卒業式は正に悲喜交々で […]

【Vol.207】数値化できない競争力

 ちょっと気付いたことがありました。何かの話の中で、「その嬉しさってどのくらい?」と聞かれたのです。嬉しさ度合いを知りたかったのでしょう、「嬉しさ何点?」と、点数で示してくれると分かり易いと言うのです。私は「凄く」嬉しか […]

【Vol.206】官を腐して何になる

 もう、書かずにはいられません。やはりこの国の政治はおかしい、と言うより機能停止状態になってしまったのではないかと心配です。天下国家を論じることはなど皆無、政治家は全ての責任は官僚にあるかのように、官タタキを繰り返す国会 […]

【Vol.205】事業の空気

 漢字は読めなくても事業の空気は読めないといけません。最近、こんなことがありました。  スグレモノ(と私は思います)の装置を開発した社長です。ご多分に洩れず、ご時勢ですから急速な景気後退の波に揉まれて、資金繰りは楽ではな […]

【Vol.204】可逆事業と不可逆事業

 事業にも、可逆性と不可逆性があると思うのです。それは、これから新しいビジネスモデルを構築する時、競争力を高める為の一つの考え方で、私、結構使っているのです。  分かりやすく、例えば、理科系と文科系人材の就職という視点で […]

【Vol.203】竹の節

 グッと来る言葉に出会うことがあります。今回の出会いは、「竹の節(ふし)」です。  「日経ものづくり」に執筆中の「開発の鉄人」は、中小企業の開発現場を実況中継しているようなコラムです。そこは、新事業や新商品との出会いの場 […]