先用後利(せんようこうり)という言葉があります。越中富山の置き薬といえば、どこの家にもあった家庭用常備薬ですが、そのビジネスモデルを端的に表現した言葉です。現代になって誰かが言ったのではなく、1600年代に藩主前田正 […]
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【Vol.179】青信号、皆で渡るとケガをする
皮肉をこめて「いい質問ですね」と言ったのですが、当の本人は皮肉だったとは思わなかったようで…。そんなお話です。 新しい事業のご提案をしてその説明が終わり、質問を受けていた時のことです。「なぜ、同業他社はやらないのでし […]
【Vol.178】ステルスビジネスのすすめ
ステルス戦闘機というのは、敵のレーダーには映らないのだそうです。同じように、ステルスビジネスというのもあると思うのですが、如何でしょうか。 地元の人でさえ、その会社が何をやっているのかよくわからないのに、高収益をあ […]
【Vol.177】治めて産業になる
汚染土壌の浄化に関係して、環境問題について考えることがあります。 どうも、環境汚染や環境悪化というと、とにかく人間が犯した悪いことだということになっています。でも、それは人間だけが悪いのでしょうか。太古の昔から棲ん […]
【Vol.175】安くしよう、で悪くなる
安くすることが、本当にいいことばかりなのでしょうか。今、私達の身の回りに起こっている不祥事や不具合、総じて不幸な出来事は、モトをただせば「安く、安く」という思惑から始まっているといっても過言ではありません。 あのM […]
【Vol.174】ビジネスモデルとは何か
ビジネスモデルの時代と言い続けて、もう10数年。商品やサービスそのものの開発も大切ですが、最初に決めなくてはいけないのが、ビジネスモデル。企業にとって、最も基本となるビジネスモデルが決まらなくて、何故、先に商品やサー […]
【Vol.173】兼業のすすめ
兼業はダメ、という会社が殆どです。でも、勤務時間以外、或いは休日ならOKの会社もあります。兼業すると本業に悪影響を及ぼす恐れがあると心配なのかもしれませんが、本当に兼業はマイナスなのでしょうか。今回は兼業について考えて […]
【Vol.172】大衆食堂富澤の戦略
大衆食堂「富澤」は、仙台の合同庁舎の脇道にあります。さながら、お客さんが来ないように、或いは来なくても良いと思っている(それでも、いつも混んでいます)かのような、目立たないお店です。地味な階段を下りて入る地下一階のお店 […]
【Vol.165】玉成産業
玉成(ぎょくせい)という言葉があります。普段、ほとんど使わない言葉ですが、ある業界では当り前に使っています。金型の業界です。 本来の意味は、「立派な人物に育てること」或いは「仕事や研究などを十分高く深い内容にすること […]
【Vol.164】未必の故意的環境悪化
依然、「未必の故意的おべんちゃら」というBP通信を書いたことがありました。今回は、「未必の故意的」は同じなのですが、もっと深刻かも知れない環境に及ぼす影響です。それは「未必の故意的環境悪化」という問題です。未必の故意と […]