【Vol.55】勝手連のすすめ

 「勝手連」という、事を為すときに使う方法があります。方法と言うよりは「集団的行動手法」と言った方が良いのかも知れません。いわゆる、企業の組織でもなく、法的に正式なものではないのですが、ある目的の為に、それこそ勝手に集ま […]

【Vol.52】戦略はスピード

 どうも、経営環境が一段と悪くなって行きそうです。戦後から続いていた大量生産によるコストの優位性が大きく揺らいでいます。もっとも得意だった技術の優位性も、諸外国に脅かされるようになってしまいました。  このような構造的な […]

【Vol.48】2アウト一塁

 先日、ある経営者と話していた時の事です。「今、我が社は2アウト一塁のピンチなんです」。と、話されたのです。びっくりして思わず、「これだけ順調なのに、どうしてそんな風に言われるのですか」と、聴き返してしまいました。その会 […]

【Vol.46】本気の審査会

 中国電力さんがやってくれました。地元の、志あるベンチャー企業の育成を本気で支援する事業、「SOHO国泰寺クラブ」を立ち上げたのです。  事業の概要は、先ず、中国地域全域(正確には全国)から、広島で起業もしくは進出したい […]

【Vol.43】「中抜き」の代償

 物流の劇的な合理化が進んでいると言われています。  メーカーから出荷された商品が、たらい回しとまでは言わないが、複数の卸業者を経て小売業者にわたり、消費者に販売される。この間に、中間業者が多くの利益を上乗せする結果、消 […]

【Vol.40】さくらの季節

 私にとって、今年初めてのお花見は、2月の2日でした。この季節になると恒例になっている、特許流通フェアの講演で沖縄に訪問したとき、琉球緋桜が満開だったからです。  いつも思うのですが、私くらい日本全国をお花見をして回って […]

【Vol.39】猜疑心

 アライアンスを結ぶことが、これからの新事業・新商品開発において、最大限に経営資源を活用しながら、しかもリスクを回避する、最も有効かつ最良の戦略である。  この実践を日々進めている私にとって、一番いやなことが、先日起きて […]