【Vol.22】生みの親

 鳥取県境港市に「水木ロード」という、妖怪たちの路があるのをご存じでしょうか。そう、あのゲゲゲの鬼太郎やねずみ男など、ブロンズ製のキャラクターが延々1キロ以上並んでいる商店街です。私は1年半くらい前に行って以来すっかりは […]

【Vol.21】学生の目

 立教大学での特別公開講座「会社を起こす」も、三年目になりました。初年度は、開講に苦労された廣江教授も学生も手探り状態のスタートで、あっという間に一年が過ぎました。それでも、締め括りの起業アイデア発表からは、特許出願まで […]

【Vol.20】褌と土俵

 知り合いのマンション業者と話していたら、こっそり耳打ちしてくれました。「最近、ネット長者が高級マンションをあっさり買うんですよ」。続けて、「でも、すぐどっかに行っちゃうんですがね」。つまり、eビジネスを仕掛けて株を公開 […]

【Vol.19】接待アレルギー

 最近、お役所の方とお酒を飲むのもやっかいになりました。私が関係している会合でのパーティーの席でした。中締めの後、「こうして、立食ならいいんです」。来賓としてお越しいただいた、いつもお世話になっているお役所の方が言われた […]

【Vol.18】分水嶺

 旅の楽しみの一つに、分水嶺があります。河川の源流が山脈の頂点を境に分かれるところです。特に私が好きな分水嶺は、鉄道に沿ったものです。中国山地を越える鉄道に乗ったときなどは、車窓から見える川を右に左にと座席を乗り移りなが […]

【Vol.17】組織がやっかいだ

 新年度が始まるこのころはいろんな事が起こります。まさに悲喜こもごも。めでたいご卒業やお入学も、それはそれで大事件ですが、ビジネスマンの周辺にも、この季節には大小様々な事件があるのです。私にとっての事件は組織に絡むことで […]

【Vol.16】多様化すること

 最近、シンポジウムなどに出ることがあります。先日は、異業種交流についてのシンポです。実に多彩な顔触れの先生方が集まり、一日目は4つの分科会があり、そのパネルディスカッション。翌日はそのコーディネータがパネラーとして壇上 […]

【Vol.15】みんな同じはやっぱり変だ

 旅を続けていると色んなモノやコトに気が付きます。最近、特に気になっているのは、「街の風景が同じだ~」ということです。  青森に行った時のことのです。どこかの航空会社の飛行機が着陸に失敗してオーバーランした数日前の夜でし […]

【Vol.14】「業私混同」のすすめ

 公私混同という言葉があります。「公」は公務、つまり仕事のことを言い、「私」はプライベートな部分を言うのでしょう。  先日、何気なく使っているこの言葉について考えることがありました。クライアント先での酒席です。ご担当の方 […]