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弊社代表の多喜が全国を歩き回り出合ったニーズなどを含め、 多喜の思っていること、考えていること。

Vol.180 人にも照度がある


 人にも照度があると思うのです。人によって輝いて見えたり、そうでなかったり。その輝きの度合いを、人の照度だと思うのです。
                
 今回は、人の照度とそのメカニズムについて考えました。

 その人がいると、自然と周りに人が集まって楽しい雰囲気になってしまう、そんな人がいます。特別に何かをしているのではないのですが、何となくそうなるのです。周囲を明るくして、他の人より輝いて見える人です。よく見ると、そのような人は周囲への気配りを、さりげなくしています。これ見よがしの気配りではありません。話題も豊富で、とにかく楽しくさせてくれるのですが、あえて自分を目立たないようにしているようにも見えます。自分は脇役に徹する方が嬉しい、そんな美学を持っているのでしょうか。

 多分、このような人は様々な勉強をしているものと思われます。仕事のことは勿論、知識のジャンルが実に豊富で、聞く者にとっても、ヒントやウンチクが詰まっています。相手のレベルに合わせるかのように、ミーハー的な話題から学術的な見識まで、幅広くしかも分かりやすく話してくれるのです。聞く者が自然に頷いてしまうのは、本質を深く理解した上で話すからで、そこに違いがあるのです。独自の知見やノウハウを付加しているからこそ、その人特有の違い、即ち、付加価値になっているのです。

 さて、特有の付加価値を身に付けるためには、勉強も必要ですが投資もしなければいけません。豊富な知識や見識を得るためには、その為の仕入れコスト、つまり、自己に対する投資が必要です。自己投資とは、いつになったら効果が現れるか分からない地味な努力です。ですから、自己投資を続けるには、余程の強い意志と信念が不可欠で、それが無ければ、いずれ挫折してしまいます。広く情報を得るために買う書籍やメディア等は勿論のこと、人脈を得るためのお付き合いや、身だしなみを整えるためにもお金が掛かります。

 そして、そのような自己投資を続けるうちに、人は徐々に輝き始めます。知識や知見の蓄積がエネルギーとなって光りだすのです。そして、そのエネルギーが強くなればなるほど、その輝きは強くなります。

 人が輝くメカニズムとは、このようなことではないでしょうか。

 人が輝き始めると、その周囲に人が集まります。それは引力みたいなもので、輝く人のエネルギーが大きくなればなるほど、周囲に及ぼす引力が強くなるからです。宇宙に輝く恒星(太陽と同じく自ら発光する天体)と同じです。質量の大きな星は、それだけ強く輝き、強大な引力で周囲の恒星を引き合い、やがては大きな星の集合体、銀河を構成します。

 これが、輝く人の周囲に、人が集まるメカニズムです。

 人の照度。そう考えて人を見ると面白くはありませんか。光っている人とそうでない人。それは、自ら輝くために消費しているエネルギーの差だと思うのです。

 そのエネルギーのことを、誰かがルクス(LUX)と決めたのではないでしょうか。 だから、「あの人はルクスが良い」なんて言うのですよ。…なんちゃって。

 以上 


 

 

 
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