【Vol.333】 便りの便り

 今回のBP通信、なんと333回となりました。深く考えることもなく、こちらの都合で自分の気持ちを伝えようと始めたのです。それが、1999年が第一回ですから、もう09年目ということです。
 実はこのコラム、事務所を千代田区一番町に移転(1988年。それまでは渋谷にいました)した時、「開発余話」というタイトルで書き始めたものです。事務所も番町になって心機一転、日頃の何気ない出来事やクライアントに教えられたことなど、徒然草(つれづれぐさ・鎌倉時代の随筆)的に書き残そうというのが動機です。
 それが、最初は大袈裟に(印刷物として配布)したものですから、色々な意味で重くなってしまい、その後ハガキで数年、それからネット配信になったということです。
 振り返りますと、開発余話からここまで30年以上も書き続けているという訳ですから、自分でも「お疲れ様」と言いたくなります。(笑)
 いやいや、私がお疲れ様と褒めて欲しいのではなく、お読み頂いている皆さんに、これだけ永くお付き合いをさせてお疲れ様と、紙面を借りてお礼を言いたいのです。

 そのBP通信ですが、最近、15、6年も前にお付き合いしていた方からメールを頂きました。先回の「やめどき」の感想を寄せて頂いたのですが、お名前だけで会社名などはありませんでした。でも、お顔や雰囲気、そしてご一緒したときの光景が昨日のように想い浮かびました。
 どのような感想を寄せて頂いたか、そこを書きたいのは山山ですが、そこは通じ合った私たちの秘密と致しましょう。

 
 元々、このBP通信を書き始めた動機の一つに、こちらからの一方的なお便りに、出来れば読者からのお便りも欲しい、そんな気持ちもありました。ですから今回、私の便りへのお便りは本当に嬉しいものでした。
 しかも、私が書いた心情を真正面に汲み取って頂き、私たちだけに分るような単文一行での返信メール。まさにウイットとユーモア溢れる分かり合える仲間からのお便りです。

 想えば、年間2000名を超えることもあるくらいに名刺交換をさせて頂く私です。ビジネス・プロデューサー養成講座やビズラボの受講生は勿論、他のセミナーやクライアントの関係で出会った方、ご紹介頂いた方々など、実に多くの人たちにこのBP通信は配信されています。
 そのBP通信という便りに、読者からのお便りがあるということ自体、それだけで嬉しいことでもありますが、今回のお便りは十数年の時空を超えた便りでありました。
 早速、お礼のメールを書きますと、「また飲みましょう」という、私が一番うれしいお誘いです。
 地方にお住まいの方ですが、何としても用事をつくり、その行き返りの途中下車でお会いしようと思います。

 よく、「便りの無いのは良い便り」と言いますが、たまの便りもよいものです。今回、BP通信という便りへのたまのお便り。このようなことがあるからこそ、これからも続けようと思います。
 便りの便り。本当に有り難うございました。